2020年1月27日月曜日

【オンライン開催!】第11回GIS-Landslide研究集会および第7回高精細地形情報シンポジウム

第11回GIS-Landslide研究集会(11th GLM)および第7回高精細地形情報シンポジウム(7th HDTS)をオンラインで開催いたします。

主催:GIS-Landslide研究会、地形鮮明化プロジェクト
日時:2020(令和2)年4月21日(火)13:00-17:00(開場12:30)
場所:お好きな場所からご参加いただけます(オンライン開催)
参加方法:メーリングリストでご案内済みです。未登録の方には個別にご案内します。防災科研 内山(uchiyamaあっとbosai.go.jp)までお知らせください
11th GLM テーマ1:令和元年の台風災害
11th GLM テーマ2:斜面傾斜量の評価手法(地形種の分類などにあたって)
7th HDTS テーマ:10年後の高精細地形情報
発表申し込み締め切り:2020(令和2)年4月5日(月)

COVID-19の影響について、先の見通しが難しい状況ですが、小回りの利く研究会のメリットを活かし、オンラインで開催いたします。大人数のオンライン研究会という新しい試みは、参加者の誰にとっても有意義な経験になるかと思います。ぜひご参加いただき、経験をシェアしましょう。

メンバーから新たに提案のあったテーマ「斜面傾斜量の評価手法(地形種の分類などにあたって)」を追加し、新規の発表も募集いたします。テーマを盛り上げるため、いずれかのテーマに合わせていただけると助かりますが、そうではない発表も歓迎いたします。

オンラインミーティングにはZoomを利用します。多数のアクセスを試験するため、開催日の一週間前(4/14火曜日)に、本番と同様の環境で接続テストを実施します。
接続テスト実施日時:2020(令和2)年4月14日(火)13:00-15:00

プログラム
要旨集発表要旨集(2020年4月17日版)(PDF, 5MB)
13:00 開会、趣旨説明、オンライン開催のルール説明

13:10〜14:30 第11回GIS-Landslide Meeting (11TH GLM)
1. 小荒井衛(茨城大学理学部)台風19号災害による那珂川・久慈川水系の被害
2. 岡本勝男(国土防災技術株式会社)植生指数変化率を用いた崩壊地検出手法の開発
3. 神原規也(エイト日本技術開発)地域の斜面傾斜量の評価手法としての傾斜量最頻値とその算定手法
 →追加資料:3D傾斜量図(PDF, 10MB)
4. 笹森幸祐(東京都立大学M1)GISを用いた地形解析により明らかにした武道窪地区における地形発達過程

休憩(10分間)

14:40〜16:00 第7回高精細地形情報シンポジウム (7th HDTS)
5. 早川裕弌(北海道大学)地形鮮明化プロジェクトの7年間のあゆみ
6. 飯塚浩太郎(東京大学CSIS)都市域における不快指数のミクロスケール解析
7. 田林雄(関東学院大学)小型水中ロボット(sROV)を用いた水中地形・地物測量
8. 内山庄一郎(防災科学技術研究所)町民の担い手によるドローンを用いた災害初動の状況把握

16:00〜16:30 総合討論(30分程度)
16:30 閉会

発表時間は20分間(質疑応答込み)
筆頭著者のみ表示

2019年3月12日火曜日

第10回GIS-Landslide研究集会および第6回高精細地形情報シンポジウム

第10回GIS-Landslide研究集会(10th GLM)および第6回高精細地形情報シンポジウム(6th HDTS)を開催いたします。

主催:GIS-Landslide研究会、地形鮮明化プロジェクト
共催国立研究開発法人 防災科学技術研究所
日時:平成31年3月6日(水)午前 6th HDTS、午後 10th GLM
場所北海道大学 地球環境科学研究院 講義室1
規模:90名程度(研究集会&シンポジウム)
形式:口頭発表
研究集会・シンポジウムへの参加:参加費無料、申し込みは不要です
研究発表のエントリー:締め切りました

発表要旨集・発表スライド
発表要旨集(v1.2)(3MB, PDF)を更新しました(2019/3/6)
一部の発表について発表スライドを公開しました(2019/3/12)


スケジュール概要

第6回高精細地形情報シンポジウム
9:30 趣旨説明
9:35 セッション1(15分x4件)
10:35 休憩10分
10:45 セッション2(15分x4件)
11:45 討論(15分)
12:00 休憩
第10回GIS-Landslide研究集会
13:00 趣旨説明
13:05 セッション3(15分x4件)
14:05 休憩10分
14:15 セッション4(15分x4件)
15:15 休憩10分
15:25 セッション5(15分x3件)
16:10 討論(15分)
16:25 閉会
17:00 ミニ意見交換会
19:00 終了

発表プログラム:(第一著者のみ掲載)

第6回高精細地形情報シンポジウム「高精細計測データの解析からその先へ」 / High-Definition Topography Symposium (6th HDTS)
セッション1座長:早川裕弌 / Session 1, chair: Yuichi S. Hayakawa
<事例研究 / Case Studies>
・HDTS-1 小倉拓郎(東京大学大学院新領域創成科学研究科D2)ほか:高頻度地形モニタリング成果を生かした防災教育の実践
[ Takuro Ogura (UTokyo) et al.: Education with HDT data ]
○発表スライド(PDF):高頻度地形モニタリング成果を生かした防災教育の実践
・HDTS-2 青木大輔(北海道大学農学部)ほか:北海道十勝川水系におけるUAVを用いた平成28年8月豪雨後の河道変化の観測
[ Daisuke Aoki (Hokudai) et al.: UAV monitoring of riverbed in Tokachi sub-catchments ]
<技術 / Techniques > ・HDTS-3 蝦名益仁(北海道立総合研究機構林業試験場):航空機Lidarデータを用いた地位指数モデルの作成
[ Masuto Ebina (HRO): Airborne Lidar for forestry ]
・HDTS-4 小花和宏之(農研機構北海道農業研究センター):積雪面のUAV計測
[ Hiroyuki Obanawa (NARO): UAV for snow ]

セッション2座長:小花和宏之 / Session 2, chair: Hiroyuki Obanawa
<技術 / Techniques >
・HDTS-5 李在庸(東京大学大学院新領域創成科学研究科D1):ジンバルモジュールを用いた高機能ポールカメラの製作
[ Jaeyong Lee (UTokyo): Pole camera with gimbal ]
・HDTS-6 高見雅之(ITH合同会社)ほか:Phantom4 RTKを利用した3次元点群データの取得
[ Masayuki Takami (ITH Inc.) et al.: Sensing with Phantom 4 RTK ]
・HDTS-7 淺野悟史(滋賀県琵琶湖環境科学研究センター)ほか:滞空基準写真(ACP)を用いたオルソ画像作成といくつかの課題
[ Satoshi Asano (Shiga Pref.) et al.: Airborne control points ]
・HDTS-8 内山庄一郎(国立研究開発法人防災科学技術研究所)ほか:マルチバンドGNSSの計測事例(速報)
[ Shoichiro Uchiyama (NIED) et al.: Low-cost L1/L2 GNSS ]
○発表スライド(PDF):マルチバンドGNSSの計測事例(速報)

<討論 / Discussion>
・HDTS-9 総合討論(座長:内山庄一郎)
[ Discussion, chair: Shoichiro Uchiyama ]

第10回GIS-Landslide研究集会 / GIS-Landslide Meeting (10th GLM)
セッション3座長:内山庄一郎 / Session 3, chair: Shoichiro Uchiyama
<事例研究 / Case studies >
・GLM-1 生田目宙延(北海道大学大学院環境科学院M1):藻琴川流域における圃場侵食箇所に対する社会的要因また自然地理的要因との関係性の把握
[ Michinobu Namatame (Hokudai): Factors on gully formation in Mokoto-gawa watershed ]
・GLM-3 杉田優(北海道大学大学院環境科学院M1)ほか:世界遺産“知床”での漂着海ゴミの量と起源の推定
[ Yu Sugita (Hokudai) et al.: Coastal drifted wastes in Shiretoko ]
○発表スライド(PDF):世界遺産“知床”での漂着海ゴミの量と起源の推定
・GLM-4 李在庸(東京大学大学院新領域創成科学研究科D1):北朝鮮豊渓里周辺の山崩れ危険地域の把握
[ Jaeyong Lee (UTokyo): Landslide susceptibility in N Korea ]

セッション4座長:李在庸 / Session 4, chair: Jaeyong Lee
<災害調査 / Disaster survey >
・GLM-5 山岸宏光(株式会社シン技術コンサル/特定非営利活動法人北海道総合地質学研究センター)ほか:2018年9月6日北海道胆振東部地震による斜面災害の空中写真判読とGISによる解析
[ Hiromitsu Yamagishi (Shin Eng. / HRCG): Airphoto interpretation and GIS analyses of the landslides by 2018 Hokkaido Iburi-Tobu Earthquake on September 6th ]
○発表スライド(PDF):2018年9月6日北海道胆振東部地震による斜面災害の空中写真判読とGISによる解析
・GLM-6 Ali P Yunus (Chengdu University of Technology) et al.: Structural control on Amplification of Landslides: Insights from Hokkaido-Iburi and Niigata-Chuetsu Earthquakes
・GLM-7 村上泰啓(国立研究開発法人土木研究所寒地土木研究所)ほか:H30年北海道胆振東部地震における崩壊地特性調査
[ Yasuhiro Murakami (PWRI) et al.: Survey on landslides by Eastern Iburi Earthquake ]
○発表スライド(PDF):H30年北海道胆振東部地震における崩壊地特性調査
・GLM-8 笠井美青(北海道大学農学部):平成30年北海道胆振東部地震で発生した崩壊の面積-頻度分布の特徴
[ Mio Kasai (Hokudai): Characteristics of frequency-size distribution of landslides by Eastern Iburi Earthquake ]

セッション5座長:笠井美青 / Session 5, chair: Mio Kasai
<災害調査・災害対応 / Disaster survey and response >
・GLM-9 速水将人(北海道立総合研究機構林業試験場)ほか:北海道胆振東部地震で発生した崩壊地における森林再生計画
[ Masato Hayamizu (HRO) et al.: Forest planning in landslides by Eastern Iburi Earthquake ]
・GLM-10 鈴木比奈子(国立研究開発法人防災科学技術研究所)ほか:断水、給水、入浴支援のGISデータ化からみる被災地支援情報の共有と課題―西日本豪雨、胆振東部地震を例に―
[ Hinako Suzuki (NIED) et al.: Sharing supporting information for devastated areas ]
○発表スライド(PDF):断水、給水、入浴支援のGISデータ化からみる被災地支援情報の共有と課題
・GLM-11 南政樹(慶應義塾大学)ほか:無人航空機(UAV)を用いた平成30年7月豪雨の広域被災状況調査の報告
[ Masaki Minami (Keio Univ): UAV survey in flooded areas ]

<討論 / discussion >
・GLM-12 討論(座長:村上泰啓)
[ Discussion, chair: Yasuhiro Murakami ]

研究発表の様子(2019年3月6日、発表の現場から)

2018年2月6日火曜日

第9回GIS-Landslide研究集会および第5回高解像度地形情報シンポジウム:アブストラクトPDF公開

第9回GIS-Landslide研究集会(9th GLM)および第5回高解像度地形情報シンポジウム(5th HDTS)を開催いたします。

主催:GIS-Landslide研究会、地形鮮明化プロジェクト
共催東京大学 空間情報科学研究センター東京大学 空間情報科学研究センター(空間情報科学連携ラボ)国立研究開発法人 防災科学技術研究所
日時(研究会・シンポジウム):平成30年2月22日(木)午前 9th GLM、午後 5th HDTS
日時(ワークショップ):平成30年2月23日(金)終日
場所東京大学 柏キャンパス 総合研究棟 6F 大会議室
規模:90名程度(研究会&シンポジウム)、30名程度(ワークショップ)
形式:口頭発表、ポスター発表、ワークショップ
研究集会・シンポジウムへの参加:参加費無料、申し込みは不要です
研究発表のエントリー:締め切りました
ワークショップ参加申し込み:締め切りました

発表要旨集を更新しました(PDF, 3MB):2018年2月22日更新

スケジュール概要:2018/2/22(木)10:00~16:30
9:30 開場
10:00 開会挨拶(代表)
10:05 趣旨説明(事務局)
GIS-Landslide研究集会:2017年九州北部豪雨の災害対応および調査・研究
10:10-11:50 研究集会発表(100分:20分×5件)
11:50-12:00 総合討論(10分)
12:00-13:00 昼休憩
高解像度地形情報シンポジウム:新しい計測技術の課題と展望
13:00-13:30 シンポジウム基調講演(30分):Dr. Christopher Gomez (Kobe Univ.)
13:30-15:10 シンポジウム発表(100分:20分×5件)
15:10-16:10 ポスター発表(60分:LT2分×7件、展示46分)
16:10-16:20 総合討論(10分)
16:20 閉会挨拶(代表)
17:00 展示機材撤収完了
17:30 ミニ懇親会

ワークショップ:2018/2/23(金)9:30~17:30
テーマ:ノンメトリックカメラを用いるSfM写真測量の課題と対応
AM:座学
PM:計測実習
内容:ワークショップでは、SfM写真測量の精度を検討する上で重要な、撮影場所およびカメラの向きの影響、地上基準点の配置・計測・設置の問題、レンズ歪み推定の最適化といった要素と精度に対する影響を挙げ、それらの既知の問題や対応について議論する。特に、二時期の比較を行った場合に尾根線のズレなどを生じさせ、結果として変化抽出の正確性を著しく低下させる「ドーミング」という現象の存在と、それを回避する方法について、実習を通して体験する。
コーディネータ:内山庄一郎(防災科学技術研究所)・早川裕弌(東京大学CSIS)
お申し込み:締め切りました


発表プログラム:9th GLM & 5th HDTS
GIS-Landslide研究集会:2017年九州北部豪雨の災害対応および調査・研究
A1. 前島正吉(国土交通省国土地理院)平成29年7月九州北部豪雨に関する災害状況の写真判読について
A2. 森山聡之(福岡工業大学社会環境学科)平成29年7月九州北部豪雨における土砂災害の発生限界降雨と規模の予測について
A3. 松四雄騎(京都大学防災研究所)表層崩壊の発生場・発生時・発生規模の予測の高度化と検証:九州北部豪雨災害に対する事後解析
A4. 矢野敦久(九州大学(修士))阿蘇中央火口丘群北部での斜面崩壊ー多時期の航空写真とLiDARデータの活用ー
A5. 輿水健一(北海道立総合研究機構地質研究所)・内山庄一郎(防災科学技術研究所)UAV-SfMによる複数時期の地形変化の把握に向けた課題-レンズ歪みおよび撮影方法の違いによる地形モデルの差異-

高解像度地形情報シンポジウム:新しい計測技術の課題と展望
基調講演
S1. Christopher Gomez (Kobe Univ.) High-Resolution and Frequency Topographic Data: Opportunities and Limitations to Solve 21st Century Challenges in Rural Japan
一般発表
P1. 經隆悠(筑波大学国際地縁技術科学専攻(博士))土石流の粒度分布が土石流扇状地の形成過程に及ぼす影響ーSfMを用いた土石流水路実験の再現ー
P2. 山村充(国土防災技術株式会社)内山庄一郎(防災科学技術研究所)L1搬送波を用いたDGPS測量の実用化に向けた取組み
P3. 渡邊達也(北見工業大学)北海道陸別町における地すべり隆起現象の地形変化と内部構造
P4. 内山庄一郎(防災科学技術研究所)・齋藤仁(関東学院大学)cm級の地形変化抽出を目指した高精度地上基準点のGNSS観測(速報)(仮)
P5. 早川裕弌(東京大学CSIS)・楠本成寿(富山大学)・小倉拓郎(東京大学(博士))低価格高精度GNSSを活用した空中地形計測(速報)

ポスター&実演発表
E1. 粟田泰夫(産業技術総合研究所)ステレオ等高線地形解析図による高解像DEMの可視化
E2. 中北理(森林総合研究所)空中写真(ドローンを含む)画像の3次元立体視および計測の活用
E3. 小倉拓郎(東京大学(博士))高頻度・高精細地形情報を用いた河床計測の実用性と課題
E4. 山内啓之・早川裕弌・小口高(東京大学)高精細地形情報とGISを用いた地形模型の製作とオープン教材の開発
E5. 鵜飼尚弘(株式会社快適空間FC)地すべり地帯における3次元計測技術の開発に向けて(仮)
E6. 星野春奈(茨城大学(学))・小荒井衛(茨城大学)埼玉県東部地域(中川低地・加須低地)における液状化危険判定手法の検討
E7. 冨田美有(茨城大学(学))・小荒井衛(茨城大学)2014年長野県北部地震の白馬村堀之内・三日市場地区における被害程度と地形・表層地質との関係

2017年6月27日火曜日

UAV-SfMのためのL1-DGNSS活用ワークショップ

名称:UAV-SfMのためのL1-DGNSS活用ワークショップ(仮)
(原理はともかくとしてcm精度の計測がしたい人のためのL1-DGNSSワークショップ)

開催報告:地形鮮明化プロジェクトWebサイト

概要:10万円を切る低価格でセンチメートルに迫る衛星測位を実現可能なL1帯のディファレンシャルGNSS技術について、基本原理の確認、屋外での観測、および室内解析実験を通してその活用可能性を議論します。


基準局(Base)の設置
日時:2017年7月27日(木)10:00~15:00(ナレッジシェアリング、屋外計測、室内解析)

場所:東京大学 柏キャンパス

話題提供:内山庄一郎(防災科学技術研究所),早川裕弌(東大CSIS)

主催:GIS-Landslide研究会、地形鮮明化プロジェクト
共催:東京大学空間情報科学研究センター(CSIS)

募集人数:16名

実施形式:少人数全員参加型ワークショップ

参加条件:
・測量グレードのGNSS機材をお使いでない方(そちらの機材の方がベターです)


移動局(Rover)での観測(3分間)


持ち物:
・WindowsノートPC、日焼け止め
室内に戻って処理をした観測結果(上記の写真はPt6)


参加ご希望の方は、内山(uchiyama@防災)までご連絡をお願いいたします。

2016年11月22日火曜日

第8回GIS-Landslide研究集会および第4回高解像度地形情報シンポジウム:第5報 発表要旨集を更新しました

 第8回GIS-Landslide研究集会および第4回高解像度地形情報シンポジウムの発表要旨集を更新しました。
 参加費は無料、事前のお申し込みは不要です。

発表要旨集(2017年2月8日版、PDF)


第8回GIS-Landslide研究集会および第4回高解像度地形情報シンポジウム (8th GLM and 4th HDTS)
「斜面地形における高密度点群データの取得と活用」

シンポジウムテーマ
無人航空機(ドローン)等によるデータ取得技術、および高密度点群データの活用について議論する。

主催:GIS-Landslide研究会、地形鮮明化プロジェクト
共催東京大学 空間情報科学研究センター東京大学空間情報科学研究センター(空間情報科学連携ラボ)
日時:平成29年2月9日(木)午前(シンポジウム)、午後(研究集会)
場所東京大学 柏キャンパス 総合研究棟 6F 大会議室
規模:90名程度
形式:シンポジウム、および一般発表(口頭、ポスター)


プログラム
10:50 開会挨拶(代表:小荒井 衛)
10:55 趣旨説明(早川 裕弌(東京大学空間情報科学研究センター))

第4回高解像度地形情報シンポジウム「斜面地形における高密度点群データの取得と活用」
基調講演
11:00 加藤 顕(千葉大学)自然災害評価における3次元データの活用と精度検証
11:25 城倉 正祥(早稲田大学)GISを用いた古墳の三次元測量とその意義
11:50 全体討論

12:00 休憩

13:00-14:15
一般発表1(質疑応答含め15分)
(座長:齋藤 仁(関東学院大学))
1) 藤原美波(国土防災技術株式会社) UAVを用いたDEMの作成と樹木密度の関係
2) 蝦名 益仁(東京大学M2) 三次元点群データを用いた樹木形状と地形変化の相互作用の解析手法の検討
3) 中田 康隆(東京大学D1) 海岸砂丘生態系の再生を目的とした植生と地形の関係性の解明-TLSとUAVによる詳細な計測-
4) 早川 裕弌(東京大学空間情報科学研究センター) TLSやUASによる時系列点群データを用いた岩盤侵食の計量
5) 内山 庄一郎(国立研究開発法人防災科学技術研究所) 無人航空機による安全なデータ取得を目指して-事故要因に見る傾向と対策-

14:15-15:30
機器展示・ポスターセッション (各3分の口頭説明)
機器展示1) アイサンテクノロジー株式会社:国内測量ソフトベンダーの点群編集ソフト最新動向
機器展示2) 株式会社快適空間FC:UAV搭載型Lidar最新動向
機器展示3) 株式会社計算力学研究センター:UAVを用いた3次元地盤モデル作成と3次元FEM解析
ポスター1) 大森 茂治(茨城大学B4) 阿武隈山地南部における花崗岩の風化と樹木の根系発達
ポスター2) 菅原 一希(茨城大学B4) 東北地方太平洋沖地震による三陸海岸での津波被害区分と地形・土地
ポスター3) 横須賀 一茂(茨城大学B4) 茨城県鹿行地域における液状化危険度判定の手法の検討

休憩

15:30-16:45
一般発表2(質疑応答含め15分)
(座長:内山 庄一郎(国立研究開発法人防災科学技術研究所))
6) 羽田 康孝(東京大学B4) 熊本県阿蘇地域を対象とした斜面崩壊の時系列解析
7) 齋藤 仁(関東学院大学) 多時期の高精細地形データを用いた斜面崩壊に伴う土砂生産量の計測
8) 山岸 宏光(株式会社シン技術コンサル) 地貌図で何が見えるかーその活用法―
9) 清水 孝一(国立研究開発法人土木研究所) 中分解能衛星画像データ解析による斜面崩壊素因情報の取得
10) 鈴木 比奈子(国立研究開発法人防災科学技術研究所) 1600年間の災害事例の可視化-災害年表マップの公開と課題

16:45 総合討論
座長:早川 裕弌(東京大学空間情報科学研究センター)、内山 庄一郎(国立研究開発法人防災科学技術研究所)

17:00 閉会挨拶(代表:小荒井 衛)

18:00 意見交換会(場所未定。柏の葉キャンパス駅周辺、会費5,000円程度。当日の午前中に参加者を募集します。)

関連ハンズオン:点群データ解析基礎演習、GIS講習会2016「はじめてのQGIS」
日時:平成29年2月10日(金)  10:00-12:00, 13:00-17:00
場所: 東京大学 柏キャンパス 総合研究棟 6F 大会議室(午前)、総合研究棟 4F 会議室(午後)
参加費:無料
内容:
満席のため締め切りました【講座A-1】点群データ解析基礎演習 10:00-12:00
講師:早川 裕弌(東京大学空間情報科学研究センター)
 CloudCompareによる高密度点群データのハンドリング。点群データ解析に初めて着手する方向きの基礎講座。要ノートPC
満席のため締め切りました【講座A-2】GIS講習会2016「はじめてのQGIS」 13:00-17:00
講師:龍見 栄臣(国土防災技術株式会社)
 QGIS+オープンデータを活用するための基礎講座。QGISに初めて触れる方から参加できます。要ノートPC

研究集会実行委員会
 委員長:小荒井 衛(GIS-Landslide研究会代表)
 事務局:早川 裕弌(東京大学空間情報科学研究センター)
 事務局:内山 庄一郎(国立研究開発法人 防災科学技術研究所)

2015年10月7日水曜日

第7回GIS-Landslide研究集会(最終報:講演集PDF更新, 2015/12/28)

第7回GIS-Landslide研究集会 in 札幌
「GIS-Landslide研究のさらなる展開に向けて」

さまざまな機関からGIS-Landslide研究に必要な全国規模のデータが出そろい、新たな研究のスタートラインに立った。この状況を踏まえて、広域的、俯瞰的な視点からあらためて「地すべり」や「土砂災害」を問い、長期的な展望をもって土砂災害の被害軽減を実現するための研究の展開について議論する。

https://drive.google.com/file/d/0B107xkQmjzAJOGVfRFNDLVo3QkE/view?usp=sharing

主催:GIS-Landslide研究会、国立研究開発法人 防災科学技術研究所
共催:北海道地すべり学会、一般社団法人 写真測量学会 北海道支部、東京大学 空間情報科学研究センター、地形鮮明化プロジェクト
後援:公益社団法人 日本地すべり学会
日時:平成27年11月13日(金) 10:00-16:30
場所札幌エルプラザ 4階 大研修室(JR札幌駅北口より徒歩3分)
規模:90名程度
形式:シンポジウム

講演集7thGLM講演集PDF(2015/12/28更新)(PDF, 約32MB)

関連シンポジウム高解像度地形情報シンポジウム(第3回) in 東京大学柏キャンパス
「高精細地形情報のいま:UAVの安全運用と点群データの解析」
平成27年11月12日(木)  10:00-15:50 東京大学 柏キャンパス

研究集会実行委員会
 委員長:山岸宏光(GIS-Landslide研究会代表)
 事務局:内山庄一郎(国立研究開発法人 防災科学技術研究所)
 事務局:輿水健一(地方独立行政法人 北海道立総合研究機構 地質研究所)
 委員:戸田英明(株式会社ドーコン)、早川裕弌(東京大学空間情報科学研究センター)、小花和宏之(千葉大学)、齋藤仁(関東学院大学)

スケジュール概要
10:00 – 16:45 講演および総合討論
講演予定者:山岸宏光(GIS Landslide研究会)、宮城豊彦(東北学院大学)、内山庄一郎(防災科学技術研究所)、桂真也(北海道大学)、齋藤仁(関東学院大学)、戸田英明(ドーコン)、陳 麒文(東京大学CSIS)、林一成(奥山ボーリング)、平田文(日特建設)

第6回GIS-Landslide研究集会(2015.1.6)

プログラム(案)
9:00 開場・受付開始

9:50 開会・趣旨説明:内山庄一郎(防災科学技術研究所)

<午前のセッション:10:00-12:00, 120分>
座長:齋藤仁(関東学院大学)、早川裕弌(東京大学空間情報科学研究センター)
 10:00-10:40 山岸宏光(GIS Landslide研究会):GIS LANDSLIDE研究この10年―歴史と課題
 10:40-11:20 宮城豊彦(東北学院大学):地すべり地形の発見から危険度評価までの国際比較
 11:20-11:50 内山庄一郎(防災科学技術研究所):日本全国の地すべり地形に関する地形・地質情報の基礎的な統計解析
 11:50-12:00 討論

<午後のセッション:13:00-16:00, 180分>
座長:輿水健一(地方独立行政法人 北海道立総合研究機構 地質研究所)
 齋藤 仁(関東学院大学):地すべり地形解析における地理情報システム(GIS)の応用
 陳 麒文(東京大学CSIS):台湾全域降雨で生じたマスムーブメントのアセスメント
 林 一成(奥山ボーリング):地形量計測に基づく重力性山体変形の定量的評価の試み
(小休憩)
 桂 真也(北海道大学):GISを用いた長距離移動融雪地すべり発生箇所の地形解析
 戸田英明(ドーコン):「北海道地方土木地質図(GIS)」(DVD)の刊行のお知らせ
 平田 文(日特建設):地すべり踏査にGPSは有効か

<総合討論:16:00-16:45, 45分>
 16:00-16:15 話題提供
  山田隆二(防災科学技術研究所):次世代型地すべり地形分布図-実効的な利活用に向けて-
 16:15-16:45 総合討論(司会:内山庄一郎(防災科学技術研究所))

16:45 閉会挨拶:山岸宏光(GIS-Landslide研究会代表)

<意見交換会:17:30 – 19:30>
 17:30 意見交換会(当日申し込み、4,000円予定)

2014年12月11日木曜日

GIS講習会2014

「GIS講習会2014」開催のご案内

 GIS-Landslide研究会では下記の通り、GIS(地理情報システム)の実習形式の講習会「GIS講習会2014」を開催します。

講習内容

初級コース:GISになんとなく距離を感じている初心・未経験の方向けコース
講師:大友萌子(東北学院大学大学院)、アシスタント:佐藤李菜(東京大学大学院)
日時:平成27(2015)年1月17日(土)10:00 - 16:30
場所東京大学 柏キャンパス 総合研究棟 4階 470号室
講習会費(※):2,000円
 ※実習資料印刷費、実習アシスタントの謝金などとして。非営利です。
持ち物:特に無し。パソコンとGISソフトウェア(ArcGIS 10.2)は東京大学の設備をお借りします。
定員:15名(満席となりました)


 前回(GIS講習会2013)の初級コースの一コマ

<コース概要>
プログラム:GIS講習会2014(初級コース)
GISになんとなーく距離を感じている初心・未経験の方向けコース

9:30 開場・受付開始

10:00 - 12:00 座学
 ・地図+データベース=GIS
 ・GISで作る地図と普段見ている紙地図の感覚の違い
 ・目指すGISスキルレベルー必要な知識と期間の目安
 ・GISのルール:空間参照-3つのルール
 ・GISで作る必要のある地図とそうでない地図の見分け方
 ・困ったときには
 ・きょうの作業に必要な知識と用語

12:00- 13:00 昼休み

13:00 - 16:30 実践
 ・GISデータを触る
 ・エクセルデータと地図データの結合
 ・地図データを作る
 ・印刷、画像データの保存まで
 ・総括
 ・質問など

参考:講習会前日の平成27(2015)年1月16日(金)に、第6回GIS-Landslide研究集会が開催されます。詳細は以下のホームページをご参照ください。
第6回GIS-Landslide研究集会開催のご案内

第6回GIS-Landslide研究集会および第2回高解像度地形情報シンポジウム

「第6回GIS-Landslide研究集会および第2回高解像度地形情報シンポジウム」開催のご案内

 GIS-Landslide研究会では下記の通り、第6回GIS-Landslide研究集会および第2回高解像度地形情報シンポジウムを開催いたします。

研究集会テーマ:「災害現場のニーズと高解像度化イノベーション」
 2014年度は広島土砂災害、礼文島の土砂災害、御嶽山噴火、長野北部地震など多くの災害が発生しました。同時にALOS-2や航空測量、高解像度地形情報、UAV、3Dなどの新しい技術も大きく進展しています。今回は、「自然災害の現場におけるニーズ」に対する新技術のソリューションと可能性について議論します。

主催:GIS-Landslide研究会(代表:山岸宏光)
共催:東京大学空間情報科学研究センター、 (独) 防災科学技術研究所
開催日:平成27(2015)年1月16日(金)
会場:東京大学柏の葉キャンパス駅前サテライト
(つくばエクスプレス柏の葉キャンパス駅より徒歩1分)
※柏キャンパス(同駅から徒歩25分)ではありません。
定員:80名程度
参加申し込み不要です。直接会場へお越しください。
参加費用無料です。
※Evening Session(意見交換会)への参加は当日お伺いいたします。メイン会場と同じ建物です。(予定費用:4,000円、学割あり)
発表申し込み終了いたしました。 多数のお申込み、ありがとうございます。
※本研究集会では、調査・解析技術のみの話題や、結果が出ておらず行き詰まりを感じている研究、違う学会で発表したがあまり議論ができなかった研究など、幅広く発表を募集します。大学生、大学院生の方も遠慮なくご発表ください。


前回(5thGLM)のオーラルセッションの一コマ

研究集会セッション
・Morning Session:土砂災害と計測技術
・Poster Session
・機器展示:観測・計測機器の最新事情
・Afternoon Session:災害現場のニーズと高解像度化イノベーション
・Evening Session:意見交換会

参考
・研究会の翌日(1月17日(土))にGIS講習会2014(初級コース)を開催いたします(満席となりました)。
・過去の関連研究会:第1回高解像度地形情報シンポジウム「地形情報のすべて」

プログラム:(順序等は未確定)

発表要旨集1月15日更新(印刷版)(PDF, 2.5MB)

9:50 受付開始

10:00 趣旨説明:内山庄一郎(防災科学技術研究所)

10:10-12:10 Morning Session:土砂災害と計測技術(各20分) 座長:小花和宏之(千葉大学)
(M-1) 「空中写真とGISで視る北海道の最近の土砂災害」
    山岸宏光(GIS-Landslide研究会)・斉藤健一・志村一夫(シン技術コンサルタント株式会社)
(M-2) 「土砂災害時における地質情報の取得と活用」
    川畑大作・斎藤 眞(産業技術総合研究所)
(M-3) 「UAV写真測量成果の点群処理」
    井上真悟・山村 充(国土防災技術株式会社)
(M-4) 「VRS方式によるGCP取得と活用事例-GNSS測量の最新技術-」
    中村隆行(日本GPSデータサービス株式会社)
(M-5) 「表層崩壊地における低空空撮画像の取得と地形解析への応用-阿蘇山周辺を対象として-」
    齋藤 仁(関東学院大学)・内山庄一郎(防災科学技術研究所)・小花和宏之(千葉大学)・早川裕弌(東京大学)・泉 岳樹・山本遼介・松山 洋(首都大学東京)
(M-6) 「LPを用いた大規模崩壊斜面の抽出事例」
    佐藤丈晴・中島翔吾・森由希奈(岡山理科大学)

13:00-14:25 Poster Session 座長:齋藤仁(関東学院大学)
※ポスター1分紹介(機器展示を含む)
(P-1) “Representation of landslide events for landslide susceptibility analysis”
    Uttam PAUDEL, Takashi Oguchi, Yuichi Hayakawa (The University of Tokyo)
(P-2) “Analysis of the rainfall-triggered landslide during the 2006 typhoon Bilis, Dongjiang reservoir watershed, China”
    Jie DOU (The University of Tokyo)
(P-3) 「津波による崩壊・侵食のTLSを用いた地形解析」
    早川裕弌・小口 高(東京大学)・齋藤 仁(関東学院大学)
(P-4) 「小型UAV測量の現場実用性」
    小花和宏之(千葉大学)
(P-5) 「『首都大学東京無人ヘリ災害調査・支援特別班』の活動紹介-災害地における無人ヘリ運用の最前線と今後の展望-」
    泉 岳樹(首都大学東京)
(P-6) 「長野県南木曽町の土石流災害地における小型無人ヘリを用いた調査の報告」
    山本遼介・泉 友紀子・泉 岳樹(首都大学東京)
(P-7) 「広島市の土砂災害地における小型無人ヘリを用いた調査の報告」
    酒井健吾・山本遼介・泉友紀子・泉 岳樹(首都大学東京)
(P-8) 「荒砥沢地すべり地における小型UAVの活用」
    山村 充(国土防災技術株式会社)・内山庄一郎(防災科学技術研究所)・龍見栄臣(国土防災技術株式会社)・飯島康夫(東北森林管理局 宮城北部森林管理署)
(P-9) 「小型UAVによる空撮とSfMを用いた樹高計測」
    田村太壱・加藤 顕・小花和宏之(千葉大学)・吉田俊也(北海道大学)
(P-10) 「UAV(Phantom2 Vision+)とSfMで生成したDSMの精度検証 その2」
    小倉拓郎・青木賢人(金沢大学)
(P-11) 「SfMを利用した植物体体積比による萌芽伸長量および獣害被害量の推定」
    淺野悟史(京都大学大学院地球環境学堂)
(P-12) 「数値標高モデルのGIS解析で認定した広域断裂系:地形発達,地すべり,広域応力場との関連」
    木村克己(防災科学技術研究所)
(P-13) 「大規模土砂災害後における崩壊地面積の推移解析-北海道沙流川支流宿主別川流域を対象に-」
    輿水 健一(北海道立総合研究機構 地質研究所)・内田 太郎(国土技術政策総合研究所)
(P-14) 「紀伊半島を対象とした深層崩壊発生箇所の分布特性」
    中村直登・小口 高・早川裕弌(東京大学)
(P-15) 「南アルプス破砕帯流域における降雨流出特性および地形・地質構造の解析-大井川水系・東河内沢流域における観測事例-」
    山川陽祐・堀田紀文・經隆 悠(筑波大学)
(P-16) 「メソスケールの流域における基岩地下水動態に関する研究」
    江草智弘(東京大学大学院 森林科学専攻 森林理水及び砂防工学研究室)
(P-17) 「2014年長野県神城断層地震と1714年正徳信濃国小谷地震の被害の分布傾向」
    鈴木比奈子(防災科学技術研究所)・苅谷愛彦(専修大学)・内山庄一郎・臼田裕一郎・大八木規夫(防災科学技術研究所)
(P-18) 「東北地方太平洋沖地震による西日本の地殻変動について」
    澤 夏起・佐藤丈晴・西村敬一(岡山理科大学)
(P-19) 「地理学的研究と地理空間情報―フィールドワーク~GIS解析過程で学んだことと今後の展開―」
    大友萌子(東北学院大学)
(P-20) 「防災科研のクライシスレスポンス:自然災害情報の整理と集約」
    内山庄一郎(防災科学技術研究所)・折中 新(高知大学)・堀田弥生(防災専門図書館)・半田信之・臼田裕一郎・田口 仁・鈴木比奈子(防災科学技術研究所)

機器展示:観測・計測機器の最新事情
・「GNSS機器」:株式会社ニコン・トリンブル
・「UAV機器等」:株式会社エンルート
・「衛星画像関連、SfM-MVSソフトウェア等」株式会社ビジョンテック
・「UAS、GNSS機器等」:ジオサーフ株式会社

 14:30-17:25 Afternoon Session:災害現場のニーズと高解像度化イノベーション
司会:早川裕弌(東京大学空間情報科学研究センター、高解像度地形情報シンポジウム主宰)
・災害現場のニーズ(40分):
(A-1) 「求められる現場の一歩・発見の可能性とリスクの軽減」
    原科享介(春日井市消防本部)

・高解像度化イノベーション(20分):
(A-2) 「土砂災害の緊急判読調査における人工衛星SAR画像の活用」
    神山嬢子・江川真史・國友 優(国土技術政策総合研究所)
(A-3) 「干渉SARによる地表変形箇所の把握-地すべり性変動と地表地震断層を例に-」
    中埜貴元・中島秀敏(国土地理院)
(A-4) 「SNSなどの動的情報を活用した災害時の意思決定支援」
    濱本両太(ESRIジャパン株式会社)
(A-5) 「UAV技術の活用」
    伊豆智幸(株式会社エンルート)
(A-6) 「災害対応の意思決定を支援する地図の作成」
    内山庄一郎・井上 公(防災科学技術研究所)・後藤秀昭(広島大学)・中田 高(広島大学名誉教授)・井田康之(NPO法人日本救助犬協会)・梅田 篤(株式会社栄泉測量設計)
(A-7) 「地理空間情報の共有による災害対応を目指して」
    田口仁(防災科学技術研究所)

・総合討論(20分)

17:25  閉会挨拶:山岸宏光(GIS-Landslide研究会代表)

17:30-19:30 【Evening Session】意見交換会
    会場:東京大学 柏の葉キャンパス駅前サテライト(メイン会場と同じ建物)
    費用:4,000円(学生2,500円)(予定)
    ※参加のご希望は当日お伺いいたします。ぜひご参加ください。

事務局:順不同
 内山庄一郎(防災科研)
 小花和宏之(千葉大)
 早川裕弌(東京大)
 齋藤 仁(関東学院大)

事務局メールアドレス:
 gis-landslide【あっとまーく】bosai.go.jp

2013年11月9日土曜日

第5回GIS-Landslide研究集会

 「第5回GIS-Landslide研究集会」開催のご案内 

GIS-Landslide研究会では下記の通り、第5GIS-Landslide研究集会を開催いたします。 

主催GIS-Landslide研究会代表:山岸宏光)
共催独) 防災科学技術研究所
開催日平成25(2013)119日(土)
会場:(独) 防災科学技術研究所 研究交流棟
定員60名程度
研究集会テーマ「GISを用いた斜面災害研究・対策の最前線」
 斜面災害研究・対策において、地形・地質などの要因データや、地震波・降雨量などの誘因データは必要不可欠です。こういった各種データの最新の公開状況やデータの特性などを知り、GISにおける適切な利活用方法や問題点について議論します。

前回(4thGLM)のポスターセッションの一コマ
前回(4thGLM)のポスターセッションの一コマ

研究集会セッション
・口頭発表
 セッション1斜面災害の誘因および地形応答
 セッション2新データ・新技術の紹介・解析
 セッション3データ処理および国際展開
 セッション4:総合討論
・ポスター発表(15件程度)
 GIS、Landslideおよび自然災害に関する研究全般

※本研究集会では、調査・解析技術のみの話題や、結果が出ておらず行き詰まりを感じている研究、違う学会で発表したがあまり議論ができなかった研究など、幅広く発表を募集します。大学生、大学院生の方も遠慮なくご発表ください。

参考
前日の平成25(2013118金)に、同会場にてGIS講習会2013を開催いたします。

講演要旨集
第5回GIS-Landslide研究集会講演要旨集(PDF, 14.4 MB)

発表スライドの公開
O6. 藤村英範(国土地理院) 国土地理院のウェブ地図について (PDF, 3.2 MB)

プログラム: 
※筆頭者のみ記載

受付開始 9:30

開会挨拶 10:35 山岸宏光 (愛媛大/GIS-Landslide研究会)

セッション1:斜面災害の誘因および地形応答 10:40-12:00 座長:松澤真 (土木研究所)
O1. 齋藤仁(関東学院大)
 リアルタイム雨量データの活用ーSWING system:斜面崩壊を引き起こす降雨のモニタリングー

O2. 那須誠(元前橋工科大学)
 斜面・地盤災害への地下水等の影響
O3. 栗山雅之 ((一財)電力中央研究所)
 山間部の地形形状と地震動の増幅効果の関係(仮)
O4. 松四雄騎 (京都大)
 削剥速度と流域の地形: 地形情報から削剥速度を推定するアプローチの限界について


昼休憩 12:00-13:00

セッション2:新データ・新技術の紹介・解析 13:00-14:20 座長:林一成 (奥山ボーリング(株))
O5. 早川裕弌(東京大)
 地形・地質現象における地上レーザスキャンの利活用:データ取得から解析,共有まで
O6. 藤村英範(国土地理院)
 国土地理院のウェブ地図について
O7. 原政直 ((株)ビジョンテック)
 地すべり災害緩和へのGISおよび衛星リモートセンシングの適用の試み
O8. 高原晃宙(土木研究所)

 深層崩壊評価手法の検証について-2011年台風12号による紀伊山地での深層崩壊発生事例-

ポスターセッション14:20-15:50
 30min.:ポスター3分イントロダクション(10件程度) 進行:内山庄一郎(防災科研)
 60min.:ポスターセッションコアタイム

セッション3:データ処理および国際展開 15:50-17:10 座長:小花和宏之
O9. 神原規也 ((株)エイト日本技術開発)
 細密LiDAR DEMデータの平滑化処理の手法と効果について-ラプラシアン図を中心に-
O10. 山岸宏光 (愛媛大学防災情報研究センター(CDMIR)/GIS-Landslide研究会)
 地すべり地形分布図(デジタル版)の活用とGIS解析例
O11. 清水孝一 (土木研究所 / ICHARM)
 インドネシア国アンボン島の天然ダム決壊災害の減災はなぜ成功したか
O12. 内山庄一郎 (防災科研)
 全国規模の地理空間情報を取り扱う際の留意点

セッション4:総合討論 17:10-17:30 (最長18:00)  進行:土志田正二(防災科研)
 

閉会挨拶 17:30 山岸宏光(愛媛大/GIS-Landslide研究会)

ポスター発表(コアタイム 15:45-16:45)
P1. 土志田正二 (防災科研)
 地すべり地形分布の定量的評価手法の構築
P2. 小花和宏之 (千葉大)
 低コストな空撮・地形測量システムの開発
P3. 佐藤丈晴 (岡山理科大)
 岡山県南部地域における南海地震に起因する土砂災害ハザードマップ
P4. Dou Jie (東京大)

 Spatial prediction of landslide susceptibility in the Chuetsu area using a bivariate statistical analysis (BSA) method
P5. 田中大輔 (首都大学東京)
 スネーク曲線を用いた平成24年九州北部豪雨の解析-50年確率値を用いて-
P6. 松澤真 (土木研究所)
 花崗岩地域における山地の開析程度と崩壊特性の関係について-2009年防府災害を事例として-
P.7 林一成 (奥山ボーリング(株))
 大規模地すべり・深層崩壊の発生危険箇所抽出に用いる地形量の検討
P.8 鈴木比奈子
 1923年大正関東地震で発生した地盤災害と現在の痕跡

P.9 岩本直也 (岐阜大)
 岐阜福井県境,能郷白山花崗閃緑岩分布域における山体重力変形地形と地質構造(特に節理系と温見断層破砕帯)の関係
P.10 岩橋純子 (国土地理院)
 基盤地図情報(5mDEM)を用いた伊豆大島の斜面分類



ポスター3分イントロダクション:
・ポスター発表の前に3分間のポスター紹介時間を設定します。
 発表にスライドを使う場合は可能な限り前日までにデータをお送りください。
 接続に時間がかかるため、持ち込みPCは使えません。

意見交換会 18:30-20:30

2013年11月8日金曜日

GIS講習会2013

「GIS講習会2013」開催のご案内

 GIS-Landslide研究会では下記の通り、GIS(地理情報システム)の実習形式の講習会「GIS講習会2013」(※)を開催します。参加を希望される方は事務局まで電子メールにてお申し込み下さい。
※「この教育は、地理情報システム学会のGIS教育認定を受けたものである(認定年月日:2012年7月11日、認定番号:11-005、教育時間数:6時間)」

講習内容

初級コース:GIS未経験者・初心者の方を対象に、GISの概念、基本操作、公開されている各種データのインポートとテーブル操作、Excelデータの結合及び主題図の作成まで行います。
中級コース:GISを研究や業務で利用したい方を対象に、GISを用いた地すべり地形解析手法の基礎を学びます。防災科学技術研究所の地すべり地形分布図のGISデータの利用、データの取り込み、簡単な数値解析処理などを行います。

講師:内山庄一郎(初級コース), 土志田正二(中級コース)

日時:平成25(2013)年11月8日(金)10:30 - 17:30
場所:(独)防災科学技術研究所 研究交流棟3F 第3・第4会議室(つくば市天王台3-1)
講習会費(※):初級・中級コースともに2,000円
 ※実習資料印刷費、実習アシスタントの交通費・謝金として。非営利です。
必要機材:初級・中級ともにノートPCをご用意ください。また、ArcGIS試用版のインストールをお願いします。入手方法等はお申込みいただいた方にご連絡いたします。
定員:初級:20名、中級:20名

申込方法:下記の項目について、事務局までEメールにてご連絡ください。

 1) 氏名, 2) 所属, 3) 受講コース、4) 連絡先 (TEL, e-mail)
申込先:GIS-Landslide研究会事務局(gis-landslide【あっとまーく】bosai.go.jp)
参考:講習会翌日の平成25(2013)年11月9日(土)に、同会場にて第5回GIS-Landslide研究集会が開催されます。詳細は以下のホームページをご参照ください。

第5回GIS-Landslide研究集会開催のご案内

前回(GIS講習会2012)の中級コースの一コマ
 前回(GIS講習会2012)の中級コースの一コマ

<コース概要>

プログラム:「GIS講習会2013」初級コース概要
9:30 開場・受付開始
10:00 - 11:00 座学「GIS概論」
 ・GISとは何か?GISでできること,GISの得意な作業
 ・座標系と投影法
 ・GISデータの種類:ラスタとベクタ(ポイント・ポリライン・ポリゴン)
・GISソフトウェアの種類
11:00 - 12:00 実技1「ArcGISの基本操作」
 ・ArcMapの基本操作
 ・様々なデータの読み込みと表示、属性の確認
12:00- 13:00 昼休み
13:00 - 14:30 実技2:「主題図の作成」
【目標】適切な凡例を設定し、地図に必要な要素を配置したレイアウトを作成し印刷する
 ・主題図の作成(凡例の変更、レイアウト作成、印刷)
 ・凡例の変更(単一シンボル、属性による分類、数値によるクラス分類、透過表示)
 ・ベクタデータの入力(ポイント、ポリライン、ポリゴンとそれぞれの属性情報)
・地図に必要な3要素
 ・レイアウトの作成
 ・印刷および様々なファイルフォーマット(PDF、AI、BMP...)へのエクスポート
14:30 - 16:30 実技3:「テーブル操作」
【目標】
 ・フィールドのタイプ(文字型、数値型)の理解
・ポリゴンの面積、ポリラインの長さを求める
 ・人口と面積のフィールドを使って人口密度を求める
 ・テーブル結合:既存のデータとエクセルデータを結合する
・主題図のエクスポート(活用編)
16:30 - 17:00 質疑応答とアンケート

プログラム:「GIS講習会2013」中級コース概要
9:30 開場・受付開始
10:00 - 11:00 座学「GISによる地形解析」
 ・GISを用いた地形解析を行うための基礎的理解の確認
 ・ArcGIS試用版の動作確認
11:00 - 12:00 実技1:「地形データ解析基礎」
【目標】DEMの理解と利用方法
 ・国土地理院基盤地図情報10mDEMを使った地形解析 (等高線図・傾斜図・曲率図・陰影図など)
 ・標高データ(DEM)のインポートおよび補間手法について
 ・国土地理院基盤地図情報50mDEMを使った地図作成
  ・点データからの様々な補間方法について
12:00- 13:00 昼休み
13:00 - 14:30 実技1の続き
14:30 - 16:30 実技2:「データの作成」
【目標】各種データのインポート,GISデータの作成
 ・ジオリファレンス(地形図,地質図とGISデータとの位置あわせ)
 ・ベクタデータの作成実習:ポイント,ポリライン,ポリゴン,属性データ
 ・ベクタとラスタを利用した解析の例:防災科研地すべりデータを利用して
16:30 - 17:00 質疑応答とアンケート

2013年5月25日土曜日

空中写真による地形判読実習

空中写真による地形判読実習
-地形判読技術の伝承と新しい技術との融合-

 GISは便利なツールですが,それを有効に活用するためには基礎となるデータが必要不可欠です.本講習会では,地形研究(地すべり研究)には欠かすことができない空中写真による地形判読技術を学びます.講師には,防災科学技術研究所が刊行する地すべり地形分布図の創始者であり,中心的な2名の判読者のうちの1人である大八木規夫先生と,北海道全域の地すべり地形を判読し,GIS-Landslide研究会代表でもある山岸宏光先生をお迎えする予定です.空中写真による地形判読技術を講師から学ぶ機会がほとんど無い昨今,大変貴重な講習会であるため老若男女,皆様是非ご参加ください.
 また空中写真判読実習に合わせて,空中写真で判読した地形が現在の最新地形測量技術(航空レーザ測量データなど)ではどのように見えるのかについて,講習を通して皆様と議論を行いたいと思います.

講師:大八木規夫(Aクラス),山岸宏光(Bクラス)
アシスタント:佐藤剛(帝京平成大),内山庄一郎(防災科研),  土志田正二(防災科研)
日程:2013年5月25日(土)
場所:帝京平成大学 池袋キャンパス 本館 701(Aクラス),702(Bクラス)
定員:40名(1クラス 20名×2)
参加費:5,000円(学生 2,000円、講師代及び資料代として)
申込方法:事務局までお名前とご所属(学生の場合は学生とお書き下さい)をご連絡ください。
事務局:GIS-Landslide研究会 事務局
 gis-landslide【あっとまーく】bosai.go.jp

Aクラスの実習風景

クラスの選択について ・Aクラス(大八木先生):中級者および地形判読経験者のスキルアップ
・Bクラス(山岸先生):初級者および海外での判読技術の活用

※Aクラスは簡易実体鏡を用いた実体視,もしくは裸眼実体視ができることを前提とした講習を行います。空中写真判読から地形図に書き込んだ経験があれば,より講習の理解が深まります。
 

持物
・30cm定規
・簡易実体鏡(貸出可能)
参考図書
・地すべり地形の判読法(著・大八木規夫,近未来社)
・空中写真によるマスムーブメント解析(著・山岸宏光他,北海道大学出版会)
・北海道の地すべり地形デジタルマップ(編著・山岸宏光,北海道大学出版会)

講習会スケジュール
受付 10:00 -
Aクラス (講師:大八木規夫)  帝京平成大学 池袋キャンパス 本館 701
 10:30 - 11:00 空中写真判読と地すべり地形分布図
 11:00 - 12:00 空中写真判読の基礎
        昼休憩
 13:00 - 14:00 空中写真地形判読実習(中越地震による斜面崩壊)①
 14:10 - 15:10 空中写真地形判読実習(中越地震による斜面崩壊)②
 15:20 - 16:20 航空レーザ測量データなどの数値地形データによる地形判読
 16:20 - 16:50 質疑応答・総合討論

Bクラス (講師:山岸宏光)  帝京平成大学 池袋キャンパス 本館 702
 10:30 - 11:00 空中写真判読と地すべり地形分布図
 11:00 - 12:00 空中写真判読の基礎
        昼休憩
 13:00 - 14:00 空中写真地形判読実習(広域における地すべり地形判読)①
 14:10 - 15:10 空中写真地形判読実習(広域における地すべり地形判読)②
 15:20 - 16:20 航空レーザ測量データなどの数値地形データによる地形判読
 16:20 - 16:50 総合討論

2012年7月29日日曜日

GLW巡検2012

GIS-Landslide研究会 巡検2012のご案内

 この度、GIS-Landslide研究会主催による第4回GIS-Landslide研究集会にあわせて、東北地方太平洋沖地震による津波被災地域の巡検を開催することになりました。ぜひご参加くださいますよう,ご案内を申上げます。

行事:GIS-Landslide研究会 巡検2012
主催:GIS-Landslide研究会
日程:平成24年7月29日(日)8:00–18:15(JR仙台駅東口集合・解散)
巡検対象地域:宮城県 三陸沿岸地域
巡検ルート:仙台市~本吉郡南三陸町、片道約135km(詳細は「巡検2012ルート」参照)
募集人数:16名
参加費:5,000円(一般)、3,000円(学生)
 ※レンタカー・ガソリン・高速道路通行費、旅行傷害保険費を含む
 ※昼食は石巻市雄勝支所前の復興商店街にて、お好みの食事をおとりください(個人負担)
申込方法:事務局まで参加ご希望の旨をご連絡ください。
連絡先:GIS-Landslide研究会 事務局
 gis-landslide【あっとまーく】bosai.go.jp

石巻市日和山より同市中瀬を望む(撮影:2012年7月8日)

石巻市日和山より同市中瀬を望む(撮影:2012年7月8日、防災科学技術研究所 自然災害情報室)

ルート概要:GIS-Landslide研究会 巡検2012
08:00発 集合   JR仙台駅東口
 (1:10)     仙台東IC(仙台東部道路)~石巻港IC(三陸自動車道)
09:10  下車1・トイレ 日和山(ひよりやま)公園(石巻市)
09:40発      通過:石巻市立門脇(かどのわき)小学校前
 (1:10)
10:50  下車2  石巻市立大川小学校(石巻市北上町)
11:00発
 (0:30)
11:30  トイレ  セブンイレブン志津川戸倉仮設店舗店(南三陸町戸倉(とぐら))
11:45発
 (0:10)
11:55  下車3  南三陸町防災対策庁舎(本吉郡南三陸町志津川)
12:10発
12:10  下車4  JR志津川駅(同)
12:25発
 (0:10)
12:35  下車5  宇津野高台 五十鈴(いすず)神社(南三陸町戸倉)
12:50発
 (0:15)
13:05  下車6  石巻市立相川小学校(石巻市北上町)
13:20発
 (0:20)
13:45  下車7・昼食 石巻市雄勝支所、おがつ店こ屋(たなこや)街(石巻市雄勝町)
14:45発
 (0:10)
14:55  下車8  雄勝町水浜 作楽(さくら)神社(石巻市雄勝町)
15:05発
 (0:30)
15:35  下車9  女川町地域医療センター(旧・女川町立病院、牡鹿郡女川町)
15:50発
 (0:10)
16:00  トイレ  ファミリーマート石巻折立店(石巻市万石浦)
16:15発
(0:20)
16:35  下車10  中瀬(通称:マンガッタン、石巻市)
16:45発      通過:石巻マンガロード(国道398)~JR石巻駅前
 (1:30)     石巻河南IC(三陸自動車道)~仙台東IC(仙台東部道路)
18:15着 解散   JR仙台駅東口

2012年7月28日土曜日

第4回GIS-Landslide and Natural Hazard研究集会

開催概要
主催:GIS-Landslide研究会
共催:東北学院大学、(社)日本地すべり学会 東北支部、独立行政法人 防災科学技術研究所
開催日:2012年7月28日(土)10:30 - 17:45
会場:東北学院大学 泉キャンパス 4号館6階 人間科学実験実習室
参加申込締切: 2012年7月23日(月)※先着60名、参加費無料
事務局:GIS-Landslide研究会 事務局
 e-mail:gis-landslideあっとまーくbosai.go.jp

講演要旨集第4回GIS-Landslide and Natural Hazard 研究集会アブストラクト(6.99MB, PDF, Acrobat 9以上)

研究集会セッション
セッション1:事例研究(斜面・地盤災害)
セッション2:事例研究(大規模災害におけるGISの活用)
セッション3:技術セッション
ポスター発表:GIS-LandslideおよびNatural Hazard関連

開催告知ポスター日本語(3.34MB, PDF)、English (3.26MB, PDF)

第4回GIS-Landslide研究集会の一コマ
第4回GIS-Landslide研究集会の口頭発表の一コマ

プログラム:第4回GIS-Landslide and Natural Hazard研究集会プログラム(口頭発表)
    9:30 受付開始
    10:30 開会挨拶 宮城豊彦(東北学院大学)
    10:35 開会挨拶 千葉則行(日本地すべり学会東北支部支部長、東北工業大学)
午前の部【事例研究(斜面・地盤災害)】 10:40-12:00 座長:村上亘(森林総合研究所)
    10:40-11:00 土志田正二(防災科学技術研究所)海溝型地震による大規模土砂災害発生地域の地形・地質特性
    11:00-11:20 佐藤丈晴((株)エイト日本技術開発)深層崩壊の抽出における地形解析図の作成方法
    11:20-11:40 齋藤仁(東京大学)長期雨量データを用いた森林伐採と崩壊発生基準雨量との関係の解析-市房山を対象として-
    11:40-12:00 岡谷隆基(国土地理院)斜面災害発生地における航空レーザ測量データと樹高・樹木密度の対応
    12:00-13:00 昼休憩
午後第1部【事例研究(大規模災害におけるGISの活用)】 13:00-14:20 座長:八反地剛(筑波大学)
    13:00-13:20 岡田真介(東北大学)Google Earthを用いた東北地方太平洋沖地震に伴うつくば市及び土浦市周辺地域における瓦屋根被害の分布調査(仮)
    13:20-13:40 清水孝一(土木研究所/ICHARM)衛星による降雨観測情報を用いた土砂災害の危険度評価に関する基礎検討について(仮)
    13:40-14:00 佐藤匠(国土技術政策総合研究所)干渉SARによる斜面変位抽出の実効性と限界(仮)
    14:00-14:20 宝田晋治(産業技術総合研究所)GISを活用した次世代型リアルタイム火山災害予測システム構築
    14:20-14:40 休憩
午後第2部【技術セッション】 14:40-15:45 座長:小荒井衛(国土地理院)
    14:40-15:10 相良毅(情報試作室)ジオコーディング技術の現状と課題
    15:10-15:30 宿野部牧子(North Carolina State University)Current Online Mapping Trends, Use in the U.S.
    15:30-15:45 山岸宏光(愛媛大/GIS-Landslide研究会)GISによる海外支援2例(ホンジュラスとモザンビーク)
ポスターセッションコアタイム 15:45-16:45
    15:45-16:45 ポスターセッションコアタイムおよび総合討論用質疑応答用紙の記入
午後第3部【総合討論】 16:45-17:45 司会 内山庄一郎(防災科学技術研究所)
    閉会挨拶 山岸宏光(愛媛大/GIS-Landslide研究会)

プログラム:第4回GIS-Landslide and Natural Hazard研究集会(ポスター発表)
ポスターセッション:コアタイム 15:45-16:45
テーマ:地震・東北地方太平洋沖地震
    P01 小荒井衛(国土地理院)東日本大震災における地盤災害のリモセン技術を使った把握
    P02 八反地剛(筑波大学)東北地方太平洋沖地震とその余震により茨城県北部の花崗岩山地に発生した斜面崩壊の特徴
    P03 土谷樹生(京都大学)宮城県東松島周辺の斜面崩壊地の分布について
テーマ:豪雨
    P04 大丸裕武(森林総合研究所)2009年の豪雨によって防府地域で発生した表層崩壊の歴史的背景
    P05 山下久美子(筑波大学)山口県防府市剣川流域における表層崩壊地の集水面積と傾斜の関係
    P06 村上亘(森林総合研究所)花崗岩地域における崩壊の発生に対する森林伐採や植栽の影響-市房山の事例-
テーマ:データベース・GIS技術
    P07 鈴木比奈子(防災科学技術研究所)自然災害情報室における災害資料収集について(仮)
    P08 内山庄一郎(防災科学技術研究所)防災科研地すべり地形GISデータの利活用における問題点の整理

2012年7月27日金曜日

GIS講習会2012

「GIS講習会2012」開催のご案内

GIS-Landslide研究会では下記の通り実習形式の講習会「GIS講習会2012」(※)を開催します.参加を希望される方は事務局まで電子メールにてお申し込み下さい.
「この教育は、地理情報システム学会のGIS教育認定を受けたものである(認定年月日:2012年7月11日、認定番号:11-005、教育時間数:6時間)」

講習内容
【初級コース】GIS未経験者・初心者の方を対象に、GISの概念、基本操作、公開されている各種データのインポートとテーブル操作、Excelデータの結合および主題図の作成までを行います。
【中級コース】GISを研究や業務で利用したい方を対象に、GISを用いた地すべり地形解析手法の基礎を学びます.防災科学技術研究所の地すべり地形分布図のGISデータの利用、データの取り込み,簡単な数値解析処理,地すべり地形の断面図作成などを行います.

講師:【初級コース】内山庄一郎、【中級コース】土志田正二
日時:2012(平成24)年7月27日(金)10:00~17:00
場所:東北学院大学 泉キャンパス(宮城県仙台市泉区天神沢2-1-1)
講習会費:【初級コース】2,000円、【中級コース】3,000円
定員:【初級コース】20名、【中級コース】10名
必要機材
【初級コース】特にありません。東北学院大学のGIS設備を利用します
【中級コース】事前にお送りするArcGIS試用版をインストールしたノートPCをご用意ください
申込方法:事務局まで、以下の項目についてご連絡をお願いします。
 1) お名前,2)ご所属,3)受講コース、4) 連絡先 (TEL,email)
事務局:GIS-Landslide研究会 事務局
 gis-landslide【あっとまーく】bosai.go.jp

初級コース資料(マニュアル)実習資料2012(内山庄一郎、大友萌子、ArcGIS10.0対応)(PDF, 35.2MB, 要AcrobatX以上)
※実習資料(マニュアル)はCC By SA 3.0で利用可能です。
初級コース実習データ実習データ(著作権を保有しているデータのみ)(ZIP, 121.0MB)
※ここで配布していない実習データは、実習資料に記載の関係機関よりフリーで入手可能です。外部機関のデータおよびデータの利用条件は、各配布機関にお問い合わせください。

GIS講習会2012(初級)の一コマ
GIS講習会2012(初級)の一コマ

プログラム:「GIS講習会2012」初級コースプログラム(概要)
9:30 開場・受付開始
10:00 - 11:00 座学「GIS概論」
 ・GISとは何か?GISでできること,GISの得意な作業
 ・座標系と投影法
 ・GISデータの種類:ラスタとベクタ[ポイント・ポリライン・ポリゴン]
・GISソフトウェアの種類
11:00 - 12:00 実技1「ArcGISの基本操作」
 ・ArcMapの基本操作
 ・様々なデータの読み込みと表示、属性の確認
12:00- 13:00 昼休み
13:00 - 14:30 実技2:「主題図の作成」
【目標】適切な凡例を設定し、地図に必要な要素を配置したレイアウトを作成し印刷する
 ・主題図の作成(凡例の変更、レイアウト作成、印刷)
 ・凡例の変更(単一シンボル、属性による分類、数値によるクラス分類、透過表示)
 ・ベクタデータの入力(ポイント、ポリライン、ポリゴンとそれぞれの属性情報)
・地図に必要な3要素
 ・レイアウトの作成
 ・印刷および様々なファイルフォーマット(PDF、AI、BMP...)へのエクスポート
14:30 - 16:30 実技3:「テーブル操作」
【目標】
 ・フィールドのタイプ(文字型、数値型)の理解
・ポリゴンの面積、ポリラインの長さを求める
 ・人口と面積のフィールドを使って人口密度を求める
 ・テーブル結合:既存のデータとエクセルデータを結合する
・主題図のエクスポート(活用編)
16:30 - 17:00 質疑応答とアンケート

プログラム:「GIS講習会2012」中級コースプログラム(概要)
9:30 開場・受付開始
10:00 - 11:00 座学「GISによる地形解析」
 ・GISを用いた地形解析を行うための基礎的理解の確認
 ・ArcGIS試用版の動作確認
11:00 - 12:00 実技1:「地形データ解析基礎」
【目標】DEMの理解と利用方法
 ・国土地理院基盤地図情報10mDEMを使った地形解析 (等高線図・傾斜図・曲率図・陰影図など)
 ・標高データ(DEM)のインポートおよび補間手法について
 ・国土地理院基盤地図情報50mDEMを使った地図作成
  ・点データからの様々な補間方法について
12:00- 13:00 昼休み
13:00 - 14:30 実技1の続き
14:30 - 16:30 実技2:「データの作成」
【目標】各種データのインポート,GISデータの作成
 ・ジオリファレンス(地形図,地質図とGISデータとの位置あわせ)
 ・ベクタデータの作成実習:ポイント,ポリライン,ポリゴン,属性データ
 ・ベクタとラスタを利用した解析の例:防災科研地すべりデータを利用して
16:30 - 17:00 質疑応答とアンケート

2011年11月26日土曜日

第3回GIS-Landslide研究集会

開催概要
主催:GIS-Landslide研究会
共催:独立行政法人 防災科学技術研究所
開催日:2011年11月26日(土)9:00 - 17:30
会場:防災科学技術研究所 研究交流棟 第1セミナー室
参加申込: 参加ご希望の方は、参加申込書にご記入のうえ事務局までお申込みください
連絡先: GIS-Landslide研究会 事務局
 gis-landslideあっとまーくbosai.go.jp

研究集会セッション
セッション1:事例研究(地震・豪雨)
セッション2:土砂災害研究のためのGISデータ紹介
セッション3:技術セッション
ポスター発表:GISおよびLandslide関連

発表要旨集第3回GIS-Landslide研究集会アブストラクト(4MB, PDF)

アンケート第3回GIS-Landslide研究集会アンケート(283KB, PDF)

技術セッション発表スライドの公開
    早川裕弌(9.86MB, 発表スライド, PDF)
    内山庄一郎(994KB, 発表スライド, PDF)
    片谷信治(4.49MB, 発表スライド, PDF)

第3回GIS-Landslide研究集会の口頭発表の一コマ
第3回GIS-Landslide研究集会の口頭発表の一コマ


プログラム:第3回GIS-Landslide研究集会プログラム(口頭発表)
    9:00 受付開始
    10:00 開会挨拶 山岸宏光(GIS Landslide研究会代表/愛媛大学)
午前の部【事例研究(地震・豪雨)】 10:10-11:50 座長:林一成(奥山ボーリング(株))
    10:10-10:30 土志田正二(防災科学技術研究所) 東北地方太平洋沖地震における土砂災害の分布と特徴
    10:30-10:50 岩橋純子(国土地理院) GISを用いて調査した地震および豪雨による崩壊の特徴
    10:50-11:10 松四雄騎(京都大学) 2010年広島庄原災害における表層崩壊の発生プロセス: 降雨浸透-斜面安定モデルからの検討
    11:10-11:30 齋藤仁(東京大学) 土砂災害を引き起こす2種類の降雨イベントのリアルタイムモニタリング-台風12号紀伊半島での土砂災害を事例に-
    11:30-11:50 笹原克夫(高知大学) 平成23年台風6号により高知県東部に群発した深層崩壊のLidarによる解析
    11:50-12:45 昼休憩
ポスターセッション第1部 12:45-13:30
    12:45-13:30 ポスターセッションコアタイム(奇数番号ポスター)
地すべり地形分布図巨大床地図の紹介 13:30-13:45
    13:30-13:45 防災科研 研究交流棟の巨大地すべりマップについて(案内人:井口隆・内山庄一郎)
午後第1部【土砂災害研究のためのGISデータ紹介】 13:45-14:45 座長:山越隆雄(土木研究所)
    13:45-14:05 三隅良平(防災科学技術研究所) メッシュ化された雨量データについて
    14:05-14:25 佐藤匠(国土技術政策総合研究所) 国土技術政策総合研究所の土砂災害対策としての衛星リモートセンシングに関する取り組み
    14:25-14:45 イルハム アリムディン(千葉大学) Integrating Optical Satellite Images and DInSAR Processing Technique using GIS to create landslide susceptibility map
ポスターセッション第2部 14:45-15:30
    14:45-15:30 ポスターセッションコアタイム(偶数番号ポスター)
午後第2部【技術セッション】 15:30-16:15 座長:小花和宏之(千葉大学)
    15:30-15:45 早川裕弌(東京大学) レーザ距離計とGNSSを用いた現場でのお手軽地形図作成法
    15:45-16:00 内山庄一郎(防災科学技術研究所) GPSデジカメデータのお手軽マッピング
    16:00-16:15 片谷信治(ESRIジャパン(株)) ArcGISでの気象データ利用
午後第3部【総合討論】 16:15-16:45 司会 松四雄騎(京都大学)
    閉会挨拶

プログラム:第3回GIS-Landslide研究集会プログラム(ポスター発表)
ポスターセッション(コアタイム 13:00-13:45(奇数),15:00-15:45(偶数))
テーマ:地震・東北地方太平洋沖地震
    P01 土志田正二(防災科学技術研究所) 東北地方太平洋沖地震における土砂災害の分布と特徴 -東北全域,土砂災害多発地域-
    P02 那須誠(元前橋工科大) 各種構造物の地震被害への地盤の影響-特に東日本大震災被害
    P03 佐藤剛(帝京平成大学) 2011年4月11日に発生したいわき地震の土砂災害分布(仮)
    P04 鈴木比奈子(防災科学技術研究所) 東北地方太平洋沖地震における災害資料収集について
テーマ:豪雨・平成23年台風12号
    P05 平成23年台風12号による紀伊半島における地盤災害合同調査団・木村克己(産業技術総合研究所) 平成23年台風12号による奈良県における山地斜面の主要な崩壊の概要
    P06 井口隆(防災科学技術研究所) 2011年台風12号による紀伊半島の「深層崩壊」と地すべり地形分布図
    P07 神原規也 ((株)エイト)12号台風による深層崩壊地すべり発生箇所の地形的特性

テーマ:事例・解析手法
    P08 清水孝一(土木研究所・ICHARM) 人工衛星情報の土砂災害への活用について
    P09 小荒井衛 (国土地理院) 解像度や諸元の違うDEM解析による地形的特徴抽出の違い
    P10 佐藤浩 (国土地理院) SAR干渉画像で検出された地すべり域における詳細野外調査の結果
    P11 平春(立正大学) LIDARデータにより抽出した微地形と植生の地生態学的評価手法に関する研究
    P12 林一成(奥山ボーリング(株)) 地すべりダム発生危険箇所を予測するためのDEMデータによる地形解析
テーマ:GIS技術
    P13 山岸宏光 (愛媛大学) 愛媛大学防災情報研究センターの防災GISマネージメント
    P14 内山庄一郎 (防災科学技術研究所) 世界最大・地すべり地形分布図床地図の作成

追加発表
    P15 中谷剛(アジア航測(株)) オープンソースGISと衛星データを利用した小流域流量の評価について
    P16 土志田正二 (防災科学技術研究所) 地すべり地形分布図を用いた地すべり発生危険地域の評価
    P17 岩塚淳 ((株)インフォマティクス) 深化・新化・進化 生まれ変わった 新生SIS
    P18 執印康裕 (宇都宮大学) 林齢空間分布が表層崩壊発生に与える影響について
    P19 笹原克夫 (高知大学) 平成23年台風6号により高知県東部に群発した深層崩壊のLidarによる解析