2018年2月6日火曜日

第9回GIS-Landslide研究集会および第5回高解像度地形情報シンポジウム:アブストラクトPDF公開

第9回GIS-Landslide研究集会(9th GLM)および第5回高解像度地形情報シンポジウム(5th HDTS)を開催いたします。

主催:GIS-Landslide研究会、地形鮮明化プロジェクト
共催東京大学 空間情報科学研究センター東京大学 空間情報科学研究センター(空間情報科学連携ラボ)国立研究開発法人 防災科学技術研究所
日時(研究会・シンポジウム):平成30年2月22日(木)午前 9th GLM、午後 5th HDTS
日時(ワークショップ):平成30年2月23日(金)終日
場所東京大学 柏キャンパス 総合研究棟 6F 大会議室
規模:90名程度(研究会&シンポジウム)、30名程度(ワークショップ)
形式:口頭発表、ポスター発表、ワークショップ
研究集会・シンポジウムへの参加:参加費無料、申し込みは不要です
研究発表のエントリー:締め切りました
ワークショップ参加申し込み:締め切りました

発表要旨集を更新しました(PDF, 3MB):2018年2月22日更新

スケジュール概要:2018/2/22(木)10:00~16:30
9:30 開場
10:00 開会挨拶(代表)
10:05 趣旨説明(事務局)
GIS-Landslide研究集会:2017年九州北部豪雨の災害対応および調査・研究
10:10-11:50 研究集会発表(100分:20分×5件)
11:50-12:00 総合討論(10分)
12:00-13:00 昼休憩
高解像度地形情報シンポジウム:新しい計測技術の課題と展望
13:00-13:30 シンポジウム基調講演(30分):Dr. Christopher Gomez (Kobe Univ.)
13:30-15:10 シンポジウム発表(100分:20分×5件)
15:10-16:10 ポスター発表(60分:LT2分×7件、展示46分)
16:10-16:20 総合討論(10分)
16:20 閉会挨拶(代表)
17:00 展示機材撤収完了
17:30 ミニ懇親会

ワークショップ:2018/2/23(金)9:30~17:30
テーマ:ノンメトリックカメラを用いるSfM写真測量の課題と対応
AM:座学
PM:計測実習
内容:ワークショップでは、SfM写真測量の精度を検討する上で重要な、撮影場所およびカメラの向きの影響、地上基準点の配置・計測・設置の問題、レンズ歪み推定の最適化といった要素と精度に対する影響を挙げ、それらの既知の問題や対応について議論する。特に、二時期の比較を行った場合に尾根線のズレなどを生じさせ、結果として変化抽出の正確性を著しく低下させる「ドーミング」という現象の存在と、それを回避する方法について、実習を通して体験する。
コーディネータ:内山庄一郎(防災科学技術研究所)・早川裕弌(東京大学CSIS)
お申し込み:締め切りました


発表プログラム:9th GLM & 5th HDTS
GIS-Landslide研究集会:2017年九州北部豪雨の災害対応および調査・研究
A1. 前島正吉(国土交通省国土地理院)平成29年7月九州北部豪雨に関する災害状況の写真判読について
A2. 森山聡之(福岡工業大学社会環境学科)平成29年7月九州北部豪雨における土砂災害の発生限界降雨と規模の予測について
A3. 松四雄騎(京都大学防災研究所)表層崩壊の発生場・発生時・発生規模の予測の高度化と検証:九州北部豪雨災害に対する事後解析
A4. 矢野敦久(九州大学(修士))阿蘇中央火口丘群北部での斜面崩壊ー多時期の航空写真とLiDARデータの活用ー
A5. 輿水健一(北海道立総合研究機構地質研究所)・内山庄一郎(防災科学技術研究所)UAV-SfMによる複数時期の地形変化の把握に向けた課題-レンズ歪みおよび撮影方法の違いによる地形モデルの差異-

高解像度地形情報シンポジウム:新しい計測技術の課題と展望
基調講演
S1. Christopher Gomez (Kobe Univ.) High-Resolution and Frequency Topographic Data: Opportunities and Limitations to Solve 21st Century Challenges in Rural Japan
一般発表
P1. 經隆悠(筑波大学国際地縁技術科学専攻(博士))土石流の粒度分布が土石流扇状地の形成過程に及ぼす影響ーSfMを用いた土石流水路実験の再現ー
P2. 山村充(国土防災技術株式会社)内山庄一郎(防災科学技術研究所)L1搬送波を用いたDGPS測量の実用化に向けた取組み
P3. 渡邊達也(北見工業大学)北海道陸別町における地すべり隆起現象の地形変化と内部構造
P4. 内山庄一郎(防災科学技術研究所)・齋藤仁(関東学院大学)cm級の地形変化抽出を目指した高精度地上基準点のGNSS観測(速報)(仮)
P5. 早川裕弌(東京大学CSIS)・楠本成寿(富山大学)・小倉拓郎(東京大学(博士))低価格高精度GNSSを活用した空中地形計測(速報)

ポスター&実演発表
E1. 粟田泰夫(産業技術総合研究所)ステレオ等高線地形解析図による高解像DEMの可視化
E2. 中北理(森林総合研究所)空中写真(ドローンを含む)画像の3次元立体視および計測の活用
E3. 小倉拓郎(東京大学(博士))高頻度・高精細地形情報を用いた河床計測の実用性と課題
E4. 山内啓之・早川裕弌・小口高(東京大学)高精細地形情報とGISを用いた地形模型の製作とオープン教材の開発
E5. 鵜飼尚弘(株式会社快適空間FC)地すべり地帯における3次元計測技術の開発に向けて(仮)
E6. 星野春奈(茨城大学(学))・小荒井衛(茨城大学)埼玉県東部地域(中川低地・加須低地)における液状化危険判定手法の検討
E7. 冨田美有(茨城大学(学))・小荒井衛(茨城大学)2014年長野県北部地震の白馬村堀之内・三日市場地区における被害程度と地形・表層地質との関係